さて、みなさんの中にはご存じの方もいると思いますが、nishikaigan.com では春の特別企画として、インターネット接続サービスを抽選で２名様へプレゼントする事になりました。詳細については I-Present ページをご覧下さい。

今回は“ドットコムな企業家”というテーマで２つの相対的なアメリカ企業を紹介したいと思います。

インターネット上でのWal-Mart 化をねらった "Value America.com" この企業、企業運営の失敗から完全に投資家からソッポを向かれ、苦境の地に立たされています。１株／＄２３で株式公開をし、９９年に最高値＄７４.２５をマークしてからは、現在は１株／＄２（４月下旬）で取り引きをしています。何がこの企業を襲ったのでしょうね？

この企業は９９年に約７２億円の広告費を使い、約５億円の土地を新社屋の為に買い（現在では約２億円の価値)、さらに、企業役員のためのプライベート・飛行機は年間約９千万円の経費が掛かったそうです。いったいいくら売り上げを出せば企業利益は出るのでしょうか？この企業はアメリカではやりの！？ベンチャー企業で、数々の投資家を口説いて大きくなった企業です。個人投資家の中にはなんと、ポール・アレンもいました。彼は個人的に約１５億円の投資をしたのですが、彼が投資をした瞬間、この企業の創立者は自社株を売りにだしたとの噂です。株式市場の目的は“お金”でもありますが・・・創立者は自分の創った企業、可愛くないのですかね？あくまでもこれは噂ですけどね：ー）

一方、EBay.com みなさんはもうお使いになりました？この企業の創立者ピエール・オミッダーさん、慈善事業をするのが夢なんですって。彼とかれの奥さんは実際に無営利団体、特に教育関係にEBayの利益から約３５億円を融資する事を計画しているそうです。

企業の中にはイメージ促進のために融資をする所もありますが、彼曰く“私達は設備だけを投資せず、その設備操作の教育も投資する。私が使えるコンピュータの知識を子供達に与え、子供達がそれを使い、私と違ったすばらしいアイディアを見たいんだ”と。

インターネットを通してのビジネス。何が成功で何がお客の為？これは私達が今直面している新しいビジネス・スタイル "E-Commerce"と" Business to Business (B to B)" の永遠のテーマになりそうですね。

nishikaigan.com は今日もみなさんへ提供できるホットでお得な情報を捜しにインターネットというデジタルスペースへ旅に出ます。みなさんとはアメリカ西海岸でお会いしましょうね：ー）